労災保険手続きガイド

通勤時も万全の対応

あまり利用しないことが多い労災保険ですが、通勤時の補償もしっかりと行ってくれます。もし通勤をしている時に事故にあった時は労災保険の対象となる場合がありますので、当時の状況を説明して保険が降りるようにしてください。何も得られない状態よりもお金を得られた場合の方が安心できる部分が多く、怪我の治療費の負担が軽減される場合もあります。

認定されるためには通勤をしているという状況が生まれていなければなりません。通勤していないと判断された場合は労災保険が降りませんので、通勤していることが証明できないと駄目です。

途中でスーパーに入って事故にあった場合や、どこかに立ちよった時に怪我をしたというのは対象とならないことに注意してください。当然ですが病院へ行った後に事故にあったなども対象外となってしまいます。対象となるのはちょっとした行為を挟んだ場合の通勤と考えてください。

労災保険の審査は結構厳しいことも多く、思っていた以上に対象とならないケースも出てきます。しかし明らかに仕事場に直行しようとした場合や、家に帰る時に事故にあってしまったら労災保険の対象となるので、速やかに申請して保険金を受け取れるようにしてください。

通勤時の事故というのは一般的な事故に比べると被害が大きい場合も多く、身体への影響も大きいことが予想されます。こうした時に労災保険があれば治療の負担が軽減されますので、事故にあったら労災保険の手続きをすることを忘れないようにしてください。