労災保険とはどのような保険か
人は生活をするためにどこかの企業に就職して仕事をすることになりますが、企業に就職をして仕事をする場合は基本的にいくつかの保険に加入することになります。
そして加入するいくつかの保険の中に労災保険というものがありますが、これは仕事をしている時や通勤中などに事故などにあってしまい、それによって怪我をしたり、病気になったり、あるいは死亡した場合に一定の額のお金をもらえる保険のことを言います。
そこでまず企業に就職をして働く場合、この保険に入らなければいけないのかどうかということですが、この保険は社員がそれぞれ加入するというわけではなく、勤務先の企業が加入して、その企業に所属する全員がこの保険の適用を受けることができるというものです。
そのため労災保険に加入している企業に就職をした場合は必然的にこの保険の適用を受けることになります。
次に企業で働いている社員は正社員だけでなく契約社員、パート、アルバイトなど非正規の社員もいますが、労災保険は正社員だけでなく非正規社員にも適用されるのかどうかということですが、この保険は加入している企業に所属して働いている人であれば正社員か非正規社員かを問わず保険の適用の対象になります。
そのため契約社員、パート、アルバイトなどの非正規社員の人もこの保険が適用されることになるので安心して仕事をすることができます。
また労災保険は企業が加入するものなので、社員は保険料を負担する必要はありません。